職種 | 歯科衛生士 |
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仕事内容 | 歯科衛生士業務全般 メンテナンス・TBI・PMTC・治療アシスタント・その他業務 |
給与 | 180,000円~ 資格手当・皆勤手当あり |
交通費 | 月額1万円まで支給 |
就業時間 | 1)8:30~19:15 2)8:30~15:15 |
休日 | 週休二日制(シフト制+日曜)・年末年始休暇・夏季休暇・他 |
応募資格 | 要歯科衛生士免許 年齢・経験不問 |
応募方法 | 事前に履歴書を送付してください。 〒851-0251 長崎県長崎市田上2-2-8 TEL:095-827-1447 |
2014年8月25日
歯科衛生士募集
訪問診療
寝たきりや入院中などの理由で通院が難しい方には、訪問診療で対応しております。どのような状況でも歯科治療をあきらめず、一度ご相談ください。
寝たきりや高齢などの理由で通院が難しい方には、歯科衛生士とともにご自宅や病院にお伺いして治療を行っております。診療日であれば対応可能ですので、通院できないご家族の歯科治療でお悩みの方などは、ぜひ一度ご相談ください。
訪問診療の注意事項
・症状によって対応できない場合があります
・ポータブルの治療器を持参しますが、設備や安全・衛生面は医院での治療のほうが適していることは言うまでもありません。もしも付き添いでの通院が可能なようでしたら、一度ご検討ください。
高齢などで行動範囲が狭くなってしまっても、食事の楽しみは持ち続けてもらいたい、という思いから訪問診療を続けております。お悩みの方は、まずはご相談ください。
口腔外科
親知らずの抜歯など、口腔外科は大学病院でなければできないと思っている方もいるのではないでしょうか?当院では、親知らずの抜歯などの一般的な外科手術にも対応しています。「抜歯は怖いからこそ、かかりつけ医で」という方はぜひご相談ください。
親知らずは場所的にも磨きづらく、むし歯になりやすい歯です。さらにほかの歯とは異なり「横に生えている」「生えきっていない」歯も多いことから、抜歯には手間がかかることもあります。だからこそ、普段から通う「かかりつけ医」での抜歯が安心です。
こんな方は親知らずの抜歯を考えましょう
●ときどき腫れたり痛んだりする
そのまま放置しておくと、周囲までむし歯が広がってしまうかもしれません。
●海外に長期で行く予定がある
現地で痛くならないために、日本の病院で抜歯をしてしまうのが安心です。
●妊娠の予定がある
妊娠中は抜歯がとても困難です。また、痛み止めも飲めません。
親知らず以外の症例
口腔外科では、ほかにも歯周外科、インプラント治療、埋没してなかなか生えてこない永久歯の処置などの手術に対応しております。
当院では、外科的・内科的観点の両方から患者さまの状態を診断しています。難しい症例や健康状態が芳しくない患者さまには、大学病院などをご紹介することも可能です。まずはご相談だけでも、お気軽にお越しください。
予防歯科
むし歯や歯周病の対策と言えば「予防」です。どちらも早期に発見して治療してしまえば、通院の手間も費用の負担もかかりません。
「医療費をかけたくない」「通院が面倒くさい」
こんな方こそ、3か月~半年に一度は予防にお越しください。むし歯や歯周病を早期に発見し、早期に治療してしまうことで、医療費もかからず通院の手間も省けます。
治療が怖い人こそ、予防歯科は重要
歯を削ったり麻酔をかけたりする治療をしなくて済むように、予防をしましょう。歯をしっかり磨けていることがわかり、自力でメンテナンスできていることが確認できれば、予防のための来院間隔も開きます。
歯科麻酔医が常駐している当院では、歯科恐怖症の方の治療経験も豊富です。最初に当院の扉を開ける勇気を、思い切って出してください。その後は怖い思いをしなくて済むように、一緒に努力していきましょう。また、むし歯や歯周病だけでなく、口臭を予防したい方もご相談ください。
予防歯科のメニュー例
ブラッシング指導
日常のブラッシングがしっかりできれば、むし歯も歯周病も発症しにくくなります。当院の歯科衛生士が磨き癖を見極めて、効果的なブラッシング方法を指導していきます。
スケーリング
専用の器具を使用して、歯周ポケットの深い部分や歯の根の表面に付いた歯石を除去します。
エアフロー
アミノ酸の粒子をウォータースプレーで吹きつけて、歯の表面にこびりついた歯垢やプラークを吹き飛ばします。施術後には歯の表面が滑らかになるので、むし歯菌や歯周病菌、着色汚れの付着を防ぐことができます。
お子さまの予防にフッ素やシーラント塗布
お子さまの歯の表面を、フッ素やシーラントでコーティングしてむし歯から守ります。フッ素ははがれやすいため、定期的な塗布が必要です。奥歯などよく使う歯には、はがれにくいシーラントをお勧めいたしします。
ホワイトニング
加齢や遺伝による歯の黄ばみで、口元の自信をなくしていませんか?ホワイトニングで自然な白い歯を取り戻し、自信や素敵な笑顔を手に入れましょう。
「歯の色が気になって笑顔が減った」
「接客業や人前に出る職業なので、歯の色が気になる」
着色汚れは、毎日の歯みがきや歯のクリーニングで落とすことができます。しかし、加齢や遺伝による歯の黄ばみは、クリーニングでは改善されません。もし上記のようなお悩みがあるようなら、薬剤を使って歯を白くするホワイトニングをお勧めいたします。
ホワイトニングとは
白い歯は、見る人に美しく健康的な印象を与えます。そして、何よりあなたの笑顔に最高の演出をすることでしょう。生まれつきの変色、加齢による変色、いずれの場合でも、患者さまに合った方法で歯を白くしていきます。
今まで、歯を白くするには歯を削って被せる方法しかありませんでした。しかしホワイトニングは、歯の表面にホワイトニング剤を塗布して歯を白くするため、歯を傷つけることなく自然な白い歯を手に入れることができます。
自宅で手軽にホワイトニング
当院では、自宅で手軽にできるホームホワイトニングをご用意しております。当院で患者さまの歯並びにフィットするマウストレーを製作するので、それにホワイトニング剤を注入し、毎日2~8時間装着するだけのお手軽な方法です。寝ている間の装着も可能ですので、忙しい人にもぴったりです。
<ホームホワイトニングのメリット>
・濃度が薄いため、治療後の痛みが少ない
・歯を削らずに白くできる
・自分の好きな白さに調整できる
・自宅で手軽にホワイトニングができる
・後戻りしにくい
・比較的安価
<ホームホワイトニングのデメリット>
・1回ですぐ白くなるわけではないので、長期的に行う必要がある
・エナメル質や象牙質の厚みによって、効果が出るまでの期間に違いがある
・治療直後はコーヒーやカレーなど着色しやすいものを避ける必要がある
入れ歯(義歯)
歯を失ってしまったときに、誰でも噛む喜びを取り戻せるのが入れ歯です。当院では、小林歯科医院の経験や技術、そして入れ歯に対する姿勢を未来につなげるためにも、ていねいな入れ歯製作を心がけております。
高齢化が進み、入れ歯の需要も増えてきました。それに伴い、入れ歯の素材や種類はどんどん増えています。常に、そのとき、その患者さまにとって一番よい入れ歯が何かを判断できるように、一生勉強してまいります。小林歯科医院からたがみ歯科医院へ、技術だけではなく姿勢も含めて継承いたします。
患者さま一人ひとりに合った入れ歯製作を
以前作った入れ歯が「外れてしまう」「噛めない」「痛い」という悩みを抱えて訪れる患者さまが、当院には少なくありません。どうしてそのような不満が出てしまうのかは、お口の中を見ればすぐにわかります。当院では以下のような方法で、満足度の高い入れ歯製作を心がけています。
●患者さまのお口の中の状態を見極めて1つずつていねいに作る
●患者さまのお話や感想を聞きながら作る
●審美性や装着感など、患者さまそれぞれのこだわりに応える
保険診療内で最高の入れ歯を目指す
当院で製作している入れ歯は、保険が中心です。作り方や材料を工夫することで、その患者さまのお口に合う、ご満足いただける入れ歯をお作りいたします。
保険診療で満足する入れ歯ができなかった場合には、外す習慣がついてしまう前に、必ず問題点を当院にご相談ください。その場合、装着し続けることができる入れ歯を製作するために、自費メニューをお勧めすることもあります。
主な自費の入れ歯メニュー
金属床義歯
金属を使用して薄い床に仕上げた入れ歯です。金属なので丈夫で、食事の温度が伝わりやすいのが特徴です。床が薄いのでお口の中のスペースが確保されるため、違和感が少なく発音もしやすい入れ歯です。
シリコンデンチャー
シリコンを使用して柔らかい床に仕上げた入れ歯です。歯ぐきにあたる部分が柔らかいので、入れ歯で痛くなりがちな方に向いている入れ歯です。
インプラント義歯
インプラントを埋め込み、そこに入れ歯を固定させる方法です。お口の中で入れ歯が動かないので、装着感もよく噛みやすいと患者さまからの評判も高い入れ歯です
命を守るために「歯を残さない」という選択肢
自力で歯が磨けなくなってしまった場合、困るのはむし歯や歯周病だけではありません。不十分な歯みがきが原因で、誤嚥性肺炎を起こすことがあります。当院では命を守るために「歯を残さない」という選択肢をお勧めすることもあります。
●誤嚥性肺炎とは
唾液や食べ物などの細菌が気管に入り込むことで発症する肺炎です。歯みがきをしっかり行わないと、お口の中の細菌が繁殖してしまい、肺に入り込む危険性が高くなってしまいます。特にご高齢者では、嚥下能率の低下に伴ってリスクが高くなる傾向があります。
激しいスポーツに取り組む方へ
歯などによる口腔内のケガを防ぐことができるスポーツマウスガード。ラグビー経験者でもある買原代表が、噛み合わせも考慮して、より力の出せるスポーツマウスガードを製作しております。
アメリカンフットボール、ラグビー、ボクシング、ラクロス、アイスホッケー、スノーボードなど、マウスピースが必要なスポーツはたくさんあります。最近では、高校野球などで着用している選手もいます。
<スポーツマウスガードの必要性>
・歯を守る
・口の中の外傷を防ぐ
歯は、失ったら二度と生えてきません。スポーツを安全に楽しみながら打ち込めるように、スポーツマウスガードは必要なのです。
歯科医院でスポーツマウスガードを作るメリット
・歯型に合わせて作るので、噛みやすく外れにくい
・噛む部分がしっかりしているので壊れにくい
・すり減りや破損のチェックも歯科医院でできる
・成長に合わせてマウスガードの交換時期を提案できる
よく使い、安全を守るものだからこそ、お口の中のプロフェショナルである歯科医院でスポーツマウスガードを作ることをお勧めしています。
アンチエイジングに効果的な高濃度ビタミン療法
抗酸化作用があり、アンチエイジングにも効果的だと言われるビタミンCを、内服よりも効果的に摂取できる高濃度ビタミン療法。お口の中の健康を保つためにも効果的です。
血管の静脈内に高濃度のビタミンCを点滴することで、さまざまな効果が得られる高濃度ビタミン療法。2名の歯科麻酔医が在籍している当院だからこそ、安心して受けていただける治療です。サプリメントなどで摂取するよりも、効率的にビタミンCによる抗酸化作用が得られます。
お口の健康をサポートするビタミンCの効能
・健康な歯肉の再生
・歯周炎の予防と改善
・外科手術後の傷の回復促進
・アンチエイジング
歯科医師としての役割は、お口の中から患者さまの全身の健康をサポートするものだと考えており、この治療方法を採用いたしました。「受けてみたい」「詳しく知りたい」という方は、お気軽にご相談ください。
高濃度ビタミン療法メニュー【高濃度ビタミンC点滴】
1回の点滴で25~50ccのビタミンCを静脈内に点滴投与する方法です。血中のビタミンC濃度が高まり、抗酸化作用が期待できます。ビタミンCが体内に定着し、効果を持続させるために、最初の3か月は週に1回のビタミンC点滴を行います。4か月目以降は月に1回のビタミンC点滴がお勧めです。
小児歯科
小児歯科で大切なのは、むし歯を治すことだけではありません。お子さまを歯医者嫌いにしないことや、予防を行うことでむし歯ができにくい口腔内環境にすることも大切です。そのため、保護者さまへのアドバイスも積極的に行っております。
子どもの頃の治療体験はとても重要です。無理な治療が原因で、歯科恐怖症になってしまうお子さまもいらっしゃいます。歯科治療恐怖症で苦しんでいる大人の患者さまを多く見ている私たちだからこそ、当院を訪れるお子さまにそのような思いはさせたくないと考えております。
お子さまに不安を与えない当院の治療
●できるだけ押さえつけない
押さえつけると余計に恐怖心が増してしまいます。当院では焦らずに、できるだけ押さえつけることなく治療にあたります。
●まずはトレーニングから
チェアに座って鏡を見たり器具に触れたりして、まずは周囲の環境に慣れていただきます。
●必要に応じてお母さまの力を借りる
歯科では一般的に「治療室に保護者が同席するのは3歳まで」と考えられています。当院ではそのような常識にとらわれず、必要があれば治療の際にお母さまに同席していただいております。ただし「母親がいると治療ができる」のか「母親がいると甘えて治療ができなくなる」のか、子どもの個性を見極めることも重視しています。
●なるべく痛くない治療を
どんなに安心できる環境を作っても、治療が痛くては歯医者嫌いの子どもになってしまいます。そこで当院では、表面麻酔をして「チクリ」という感覚をなくしてから麻酔を打つなどの工夫をしております。
同じ母親目線でのアドバイス
お子さまの治療にあたるのは、子育て中の歯科医師。母親としての目線も大切にしてアドバイスをしております。
たとえば「むし歯になるから」という理由で、1歳半で断乳を進める歯科医師は多くいます。それで悩んでいるお母さまも多く見かけますが、母乳を与えることで精神的なつながりができることも事実です。お母さまがそれを望み、予防をしっかりできるのであれば、やめる必要はないと当院では考えます。
お子さまの予防メニュー
お子さまの歯は大人に比べて柔らかく、健やかに保つためにはむし歯予防やブラッシング指導が欠かせません。予防のためにこまめに通っていただくことも大切です。小さな頃から「こまめに歯科医院で予防をすればむし歯にならず、怖い思いをしない」ということを、一緒に教えていきましょう。
●フッ素塗布
歯に直接フッ素を塗ることで、むし歯菌から歯をガードする膜を作ります。はがれてしまうため、定期的な塗布が効果的です。
●シーラント
奥歯のでこぼこした部分を薄いプラスチックでコーティングして、むし歯を予防します。フッ素よりもはがれにくいので、定期的な塗布は必要ありません。
●ブラッシング指導
お子さまのお口の中の状態を見ながら、むし歯を作らないブラッシングのコツや、嫌がる場合の対処方法、食生活や仕上げ磨きの大切さなどをレクチャーいたします。
床矯正
歯並びには、遺伝的要素が表れる場合や習慣的な要因が影響している場合があります。将来的に矯正を考えている方は、ぜひ早めにご相談ください。成長期前のお子さまを対象に、あごの成長を促進する床矯正にも対応しております。
しかし残念ながら「床矯正装置」は大雑把な歯の移動しかできません。よって、わずかなデコボコの歯並びは「床矯正装置」で治療できることはありますが、多くの場合はワイヤーを使用するマルチブラケット装置が必要となります。
<床矯正のメリット>
・床矯正だけで治る場合は経済的な負担があまりかからない(稀なケースです)
・歯みがきや食事のときに装置を外せるので衛生的
・痛みがほとんど出ない
<床矯正のデメリット>
・床矯正だけで必ずしもきれいに並ぶとは限らない
・取り外しができるので、使わないと効果がない
・本人が矯正治療に積極的でないと、装置を使わないことがある
・比較的違和感があり、しゃべりづらい
・3日ほど使わないと装置が合わなくなり、装置を作り直すことになる
「床矯正装置」で矯正治療を始める場合は治療の流れをよく理解し、「床矯正装置」を使用したあと、ワイヤーを使う矯正装置に移行するかどうか、必ず担当の歯科医師に確認してから治療を開始しましょう。
よく噛めて、仕上がりが美しい審美歯科
当院の考える「美しさ」とは、ハリウッドスターのように白くて輝く歯が完璧に並んでいることではありません。もともとの歯を取り戻すことが一番大切です。加齢、むし歯、歯周病、外傷などが原因で、もともとの歯の美しさを失ってお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
「笑ったときに銀歯が見えて気になる」
「前歯の治療をしたいが、治療後の見た目が心配」
このような方はご相談ください。歯に自信が持てずに笑顔が減り、人と会うのも苦痛になっている方は多くいらっしゃいます。当院では"その人らしい"自然な美しさを重視。もともとの美しい歯を取り戻すお手伝いをいたします。
また、治療は常に審美について考えながら行っています。失ったものを回復させることや機能的に歯が並んでいることも、美しさの重要な要素です。これは保険でも自費でも同じです。与えられた材料で、できる限りきれいに仕上げる治療をしたいと常に考えております。
銀歯が原因ともなる「金属アレルギー」とは?
今まで何ともなかったのに、銀歯が原因で急に発症してしまう「金属アレルギー」。アクセサリーなどで起こる金属アレルギーとは違い、時間が経ってから発症するので、最初は銀歯が原因だと気付かない場合がほとんどです。
<銀歯が引き起こす金属アレルギー症状>
・アレルギー性皮膚炎
・肩こり
・腰痛や頭痛
・冷え性
・不安感やイライラ など
もしかしたら......?と思ったら、皮膚科や内科でアレルギー検査を受けましょう。金属アレルギーを既にお持ちの方や金属アレルギーが心配な方は、ぜひ一度ご相談ください。アレルギーが気になる方は、その心配がないセラミックがお勧めです。
当院の審美歯科メニュー例
オールセラミック
すべてセラミック(陶器)でできています。見た目が美しく、金属アレルギーの心配もありません。メタルボンドに比べると強い衝撃などで割れる可能性があるので、奥歯などには不向きです。
●見た目の特徴
・天然の歯に近い自然な透明感
・汚れが付きにくく、経年劣化しにくい
●金属
・不使用なので、歯肉の着色や金属アレルギーの心配もない
メタルボンド
中心部分が金属で、外側がセラミック(陶器)でできています。金属の強度とセラミックの美しさを備えています。
●見た目の特徴
・天然の歯に近い自然な透明感だが、オールセラミックに比べて透明感がない
・汚れが付きにくく、経年劣化しにくい
●金属
・中心部分が金属なので、歯ぐきの黒ずみや金属アレルギーの可能性がある
ハイブリッド
セラミック(陶器)とレジン(歯科用プラスティック)を混ぜ合わせた素材です。柔らかさがあるため、周囲の歯や向かい合った歯に負担をかけません。
●見た目の特徴
・オールセラミックほどの自然さはない
・経年劣化する
●金属
・不使用なので、歯肉の着色や金属アレルギーの心配もない
ゴールド
金合金や白金加金でできています。天然の歯に近い強度なので、周囲の歯や噛み合う歯を痛めません。噛み合わせが自然に合ってくれる上に非常に伸びがよく、歯の段差がほとんどなく作れるので二次的なむし歯になりにくく、非常に優れています。
●見た目の特徴
・金色なので、上の奥歯以外で使用すると笑ったときに目立ちやすい
●金属
・金は金属アレルギーが出にくいので、それほど心配がいらない
ラミネートベニア
付け爪のように歯の表面をセラミックのシェルで覆う方法です。歯を白く見せるだけではなく、前歯の隙間を隠すことも可能です。
むし歯治療
定期検診を受けて、むし歯の予防と早期発見を目指しましょう。むし歯になってしまった方も、ひどくなる前に治療を受ければ、簡単な処置で済みます。「痛くなく」「不安なく」「再発のない」治療を心がけている当院で、歯が長持ちするむし歯治療を受けましょう。
「歯科医院は歯が痛くなったら行くところ」と考えている人は、残念ながら少なくありません。歯科医院にこまめに通って定期検診を受ければ、治療をする機会はぐっと減ります。治療に時間がかかるほどむし歯が進行する前に、歯科医院に通う習慣を作りましょう。
むし歯の進行と対策
むし歯の進行は5段階。もちろん早い段階で治療をしてしまえば、期間も短く、処置も簡単です。
【段階1】脱灰(CO)
<症状>
歯の表面部分のむし歯です。痛みを感じることはありません。
<治療法>
自覚症状がないので、定期検診を受けなければ見つかりません。削らなくても、フッ素入りの歯磨き剤を使った毎日のブラッシングで進行を抑えることが可能です。
【段階2】エナメル質のむし歯(C1)
<症状>
歯の表面にあるエナメル質が溶けている状態です。むし歯部分が黒くなっていますが、痛みはまだありません。
<治療法>
自覚症状はほとんどないので、定期検診を受けなければ見つからないことがほとんど。むし歯部分を削り取り、詰め物をするだけの簡単な処置で治療は終了します。
【段階3】象牙質のむし歯(C2)
<症状>
むし歯がエナメル質の下にある象牙質にまで達した状態です。冷たいものだけでなく、甘いものがしみることもあります。
<治療法>
むし歯部分を削り取り、詰め物をします。削り取った部分の大きさによっては被せ物が必要です。比較的短い期間で治療が終了します。
【段階4】歯根のむし歯(C3)
<症状>
むし歯が象牙質の下にある、歯の神経まで到達しています。激痛を感じ、歯ぐきが腫れて膿が出ることもあります。
<治療法>
場合によっては、神経を抜く根管治療が必要です。複数回の通院で根管内の汚れを取り除き、被せ物をします。定期的な来院が必要で、終了までには期間を要します。
【段階5】歯の根以外は崩壊したむし歯(C4)
<症状>
歯の根以外は、歯が崩壊しています。神経も死んでいるので、痛みもありません。
<治療法>
【段階4】と同じ治療を行いますが、治療をしてもメリットがないと判断した場合には、抜歯をすることもあります。ここまでひどくなる前に、歯科医院で治療を受けましょう。
【歯髄保存】MTA覆髄療法(歯髄保存治療)
MTA覆髄療法とは歯髄神経を「残す」治療のことです。
虫歯に罹患した組織を除去する際、神経のある部位まで削ることがあります。この際、やむを得ず歯髄神経を除去するのが通法でした。しかしながら、歯の神経は一度除去されると二度と再生できません。たとえ神経が露出してもMTAセメントで覆うことで、歯の神経を温存することができます。神経を取らずに治療することにより、歯の寿命を延ばす可能性があります。
・適応症が限られています
歯髄にまで感染が及んでいる場合や何もしなくても痛いなど、炎症歯髄や感染歯髄は非適応症となります。
・歯髄を保存できないことがあります
MTAによる覆髄処置は、かなり高い確率で歯髄を保存できる治療法です(当院の治療成績は98%以上)が、歯の状態によっては治療後に、歯髄の炎症などによる抜髄処置が必要になる場合があります。
・術後しみる場合があります
う蝕除去や覆髄処置の刺激により、歯髄神経が過敏となり、冷たい物などでしみたりする場合が一時的にあります。
これらの症状も時間が経つにつれて軽減・消失していきます。
・保険適用外の治療です
MTA覆髄治療(歯髄保存治療)は、保険適用外になります。 費用は、20,000円。
所要時間は、20~30分です。(ラバーダム・顕微鏡使用)
尚、被せ物も保険適用外となります。(被せ物を保険請求すると混合治療になるため)
歯科が苦手な方、忙しい方へ、短期集中治療にも対応します
「時間が取れないのでマメに通えない」「一度は行く勇気が出ても2回目はわからない」という歯科医院が苦手な方も、お気軽にご相談ください。時間や気持ちの負担を軽くする治療も行っております。
何度も通うことが時間的に難しい方や精神的に苦痛な方には、一度に治療を進めることで通院回数を減らす短期集中治療をお勧めしております。下記のような方は、ぜひ一度ご相談ください。
・この時期しか治療に時間が取れない
・歯医者が怖いので、なるべく通いたくない
・帰国中/帰省中に治療を終わらせたい
・妊娠を考えているので早く治療を終わらせたい
当院で短期集中治療を受けるメリット
●診断力に自信がある
早く治療を進めるからこそ、診断力に自信のある歯科医院で治療を受けるのが安心です。お口の中の状態や健康状態を把握し、適切な治療を見極めた上で、最少の回数で治療計画を作成いたします。(症状によっては治療回数が増える場合もあります)
●治療時間が短く感じられる静脈内鎮静法が受けやすい
当院には歯科麻酔医が2名常駐しているため、ウトウトしている間に治療を終わらせる静脈内鎮静法を、よりスムーズに手配することが可能です。お気軽にご相談ください。(※静脈内鎮静法は自費診療となります)
徹底した衛生管理、クラスB滅菌器完備
当院では滅菌システムにこだわり、清潔で衛生的な診療室をご用意しています。お口の中に入る器具はすべて滅菌し、清潔な環境で治療を行っております。
アメリカやヨーロッパと比べると、残念ながら日本はまだまだ感染に対する意識が低いのが現状です。しかし、歯科医院にとって正確な治療と同様に求められるのが、安心・安全な環境です。
当院では、グローブやコップなどの備品は使い捨てを徹底し、最新の高圧蒸気滅菌器を完備しています。また、使用するミラーやピンセットは滅菌パックに入れて、患者さまの前で開封いたします。
高圧蒸気滅菌器:バキュクレーブ31B+(GC製)
医療先進国ヨーロッパ規格の滅菌クオリティを誇るクラスB滅菌器「バキュクレーブ31B+」を完備しています。治療で使う一般的な器具はもちろん、インプラントなどで使用するオペ器具などもすべてこのバキュクレーブ31B+を使って滅菌処理を行い、患者さまに安全な環境をご提供しています。
クラスB滅菌器「バキュクレーブ31B+」の特徴
真空と蒸気の注入を交互に繰り返すプレポストバキューム方式によって、器具の隅々まで蒸気を行き渡らせます。そのため、オートクレーブではできなかった部分まで滅菌できるようになりました。もちろん、中が空洞のハンドピースの滅菌にも対応しています。
また、外気をろ過した空気で乾燥させるため、外部の雑菌を入れることなく清潔に乾燥します。
CT・マイクロスコープ完備、最新設備での治療
当院は質の高い治療をご提供するために、さまざまな最新の設備・機材を導入しております。
歯科用CTやマイクロスコープをはじめ、当院では快適かつ最新の治療を安心して受けていただけるように、万全の設備・医療機器を取り揃えております。また、オペ室やメンテナンス専用のチェアもご用意していますので、より質の高い治療を提供することができます。
主な最新の設備
歯科用CT
歯科用CTは、コンピュータ上で骨を3D再現できる装置です。CT撮影装置とコンピュータ処理により、撮影データを3次元的に構築します。レントゲンではわからない骨の状態などを正確・高精度に診断できます。
マイクロスコープ
治療によって、肉眼では確認できないほどの細かい作業が必要な場合があります。マイクロスコープを使えば、本来抜かなければならない歯でも残せるなど、治療処理が飛躍的にアップします。
デジタルレントゲン
デジタルレントゲンは、通常のレントゲンよりも被曝線量が5分の1です。そのため、患者さまの体へのリスクを軽減することができます。また、患部をモニターで拡大して見ることができるので「わかりやすい」と好評です。
オペ室やメンテナンス専用チェアを完備
当院ではオペ室を完備しています。インプラントをはじめとする外科手術は、感染症などにかかるリスクの少ないクリーンな環境が必要です。感染対策も万全ですので、安心して外科治療を受けていただけます。
また、メンテナンスで来院された患者さまをできるだけお待たせすることがないよう、メンテナンス専用のチェアもご用意しました。予防歯科に精通した歯科衛生士が、ていねいにメンテナンスを行います。
患者さまの生活に寄りそった、ていねいなカウンセリング
カウンセリングは、患者さまとの信頼関係を築く大切なプロセスです。患者さまとのコミュニケーションを通じて、最適な治療をご提供いたします。
「歯医者が苦手」という方は、治療になると必要以上に緊張してしまうものです。また「痛い」と思ってチェアに座ると歯に意識が集中してしまい、痛みもひときわ強く感じてしまいます。
そのような患者さまの不安を払拭するために、当院ではカウンセリングに時間をかけています。治療内容をきちんとお伝えし、納得した上で治療を受けていただけるように配慮しております。
コミュニケーションを重視しています
カウンセリング時に治療の流れや治療内容だけをお伝えしても、不安が払拭できるとは限りません。何よりも大切なのが、患者さまのお話をじっくり聞くことです。
歯医者嫌いの患者さまには、治療で痛い思いをした経験があるはずです。そのお話を詳しく聞くことで、患者さまがストレスなく治療を受けられる環境を整えることができます。当院でのカウンセリングを通じて「歯医者の治療は痛い」と思うきっかけになったトラウマがなくなれば幸いです。
カウンセリングルームを完備
治療前のカウンセリングや、治療計画などのご説明を行うスペースをご用意しています。治療に関するお悩みはもちろん、費用や期間のことなど、どうぞお気軽にお尋ねください。すべてのお悩みのご相談をお受けいたします。
治療中に痛みを感じない無痛治療
当院には院長をはじめ、2名の歯科麻酔医が在籍しています。治療中の痛みを抑えるプロフェッショナルが、苦痛や不快感を与えない治療に取り組んでおります。
「歯医者は痛いから行きたくない」
「過去のトラウマで歯医者に行きたくない」
こういったことから治療を敬遠されている方は少なくありません。しかし、一度むし歯になると自然には治りません。そのため、当院では歯科医院が苦手な患者さまでも安心して治療を受けていただけるよう「無痛治療」に力を入れています。
麻酔時の痛みの緩和には、表面麻酔と電動麻酔を使用しています。また、注入前に麻酔液を温めることで不快感を軽減します。さらに肉体的な「痛み」だけでなく、精神的な「不安」を取り除くため、カウンセリング時にお悩みや不安をお伺いし、一人ひとりに合った治療方法をご提案いたします。
表面麻酔
そもそも麻酔針の「チクリ」が痛い、嫌い、という患者さまはたくさんいらっしゃいます。そのため、歯ぐき表面の知覚神経を麻痺させる効果がある表面麻酔を使って、麻酔注射の注射自体の痛みを抑えます。表面麻酔には液状・ジェル状・スプレー状などがあり、麻酔薬を歯ぐきに直接塗ったり吹きかけたりして使用します。
電動麻酔
コンピュータによって麻酔注入時の痛みの原因である圧力を制御し、麻酔の痛みを緩和させる電動注射器です。電動麻酔は麻酔液を一定の速度でゆっくりと注入できるため、圧力がかかりません。
どうしても歯医者が怖い方のために
「ユニットに座っただけで気分が悪くなる」
「嘔吐反射が強く、口の中に器具が入ると吐き気がする」
このような方には、静脈内鎮静法をご提案しております。静脈内鎮静法は薬剤を静脈に直接注入し、麻酔状態をもたらす方法です。特にインプラントや歯周病などで外科的処置が必要となった場合に用います。静脈内鎮静法は自費診療となりますので、詳しくはスタッフまでお尋ねください。
むし歯の再発を防止!拡大鏡を使用した精巧な治療技術
拡大鏡を使って患部をていねいに治療し、将来にわたって歯のトラブルがない生活を送ることができるようにサポートいたします。
当院では、むし歯になった歯を削るときは、削る部分をできるだけ最小限に抑える努力をいたします。しかし、むし歯になった部分を残すことで再発しては意味がありません。「削る限りは再発させない」それが、当院の基本的な考え方です。
再発を防ぐために、当院では精密な治療にこだわっています。拡大鏡やマイクロスコープを使って、肉眼よりも詳細に患部を見ながら治療し、最小限の侵襲(削ること)ですべてのむし歯部分を取り除くようにしております。
MTA覆髄療法(歯髄保存治療)に取り組んでいます
MTA覆髄療法とは歯髄神経を「残す」治療のことです。
虫歯に罹患した組織を除去する際、神経のある部位まで削ることがあります。この際、やむを得ず歯髄神経を除去するのが通法でした。しかしながら、歯の神経は一度除去されると二度と再生できません。たとえ神経が露出してもMTAセメントで覆うことで、歯の神経を温存することができます。神経を取らずに治療することにより、歯の寿命を延ばす可能性があります。
・適応症が限られています
歯髄にまで感染が及んでいる場合や何もしなくても痛いなど、炎症歯髄や感染歯髄は非適応症となります。
・歯髄を保存できないことがあります
MTAによる覆髄処置は、かなり高い確率で歯髄を保存できる治療法です(当院の治療成績は98%以上)が、歯の状態によっては治療後に、歯髄の炎症などによる抜髄処置が必要になる場合があります。
・術後しみる場合があります
う蝕除去や覆髄処置の刺激により、歯髄神経が過敏となり、冷たい物などでしみたりする場合が一時的にあります。
これらの症状も時間が経つにつれて軽減・消失していきます。
・保険適用外の治療です
MTA覆髄治療(歯髄保存治療)は、保険適用外になります。 費用は、20,000円。
所要時間は、20~30分です。(ラバーダム・顕微鏡使用)
尚、被せ物も保険適用外となります。(被せ物を保険請求すると混合治療になるため)
精密な根管治療
当院ではマイクロスコープを完備しているため、むし歯が進行した場合でも精密な根管治療ができます。根管治療とは、神経にまで及んで炎症が起きてしまったむし歯に対して、神経を除去して根管内を洗浄する治療のことです。
たとえば根管治療のとき、根管内をきれいに掃除しないまま被せ物をしたとします。その後数年間、何も問題なく快適に過ごせていたとしても、その間、根管内では菌が増殖し、むし歯が進行している可能性があります。しかし根管治療のときに時間をかけて精密に治療をすれば、菌が増殖する可能性を低くすることができます。
天然の歯を守る、なるべく抜かない・削らない治療
患者さまにとっての最善を考え、できるだけ抜かない・削らない治療を心がけております。
生まれ持った天然の歯は、一度失ってしまったら二度と取り戻すことはできません。そのため当院では、できるだけ削らない治療、できるだけ抜かない治療に取り組んでいます。
できるだけ「削らない」「抜かない」と言っても、何が何でも歯を残すということではありません。将来的なことを考え、歯を残すことでお口の中の状態が悪くなるようであれば、抜歯をご提案することもあります。
「削らない」「抜かない」ための究極の方法は"予防"です
むし歯や歯周病にならなければ、歯を削ったり抜いたりする必要はありません。そのため、当院では予防歯科にも力を入れています。定期メンテナンスでむし歯や歯周病のリスクを早期に発見し、治療に至る前に処置することで、治療時間や治療にかかるコストを抑えることもできます。
また歯科治療恐怖症の方は、そもそも治療することがなければ恐怖を感じることもありません。治療をしないためにも、定期的なメンテナンスをお勧めいたします。
各専門医によるチーム歯科医療で、最善の治療を目指します
当院では、各分野の専門医が知識や技術を持ち寄ることで、患者さまによりよい治療の提供を心がけております。
当院には、それぞれの専門分野を持つ5名の医師が在籍。お互いに知識や技術を持ち寄り、密に連携を取っています。チームで治療にあたることで、お口の中の状態を総合的に判断することができ、より高度な治療の提供ができると私たちは考えています。これにより、開業医ならではのきめ細やかなチーム医療を行うことができます。
麻酔認定医・院長 買原一郎(一般歯科・歯内療法・スポーツマウスガード)
天然の歯と歯の神経を残し、お口の健康を守ります
麻酔認定医・買原玲子(小児歯科・歯周病治療・歯内療法)
母親としての経験☓女性ドクター、お子さまが怖がらない小児歯科治療を行います
小林保(入れ歯治療・歯周病治療・訪問診療・インプラント)
いつまでも食事と会話を楽しめる入れ歯を作ります
河合良明(インプラント)
患者さまの日常生活と食生活をより豊かにする噛み合わせを実現します
仲田須賀子(矯正治療)
患者さまの想いをしっかりと反映した矯正治療を行います
歯科治療恐怖症、嘔吐反射などでお悩みの方へ
歯科医院から足が遠のいてしまう理由は人それぞれ。「トラウマがあって怖い」「治療中にオエッとなってしまう」という方も少なくありません。そんな方こそ、勇気を奮い立たせて当院にお越しください。
「歯医者が怖い」「治療が不安だ」という理由でむし歯や歯周病を放置してしまうと、結局は何度も通うことになったり、歯を抜かざるを得なくなったり、余計に怖い思いをしなくてはなりません。
もしかしたら、歯科治療恐怖症?
歯医者に来ると、緊張して胸がドキドキし、アブラ汗が止まらない......。こんな経験をしたことはありませんか?それは歯科治療恐怖症の可能性があります。昔の治療のトラウマが原因かもしれませんし、白衣そのものに恐怖心があるのかもしれません。
お口の中の異物を感じて「オエッ」となる嘔吐反射
お口の中に入ったものに過剰に体が反応して「オエッ」となってしまう方も多くいらっしゃいます。もちろん歯みがきも苦痛であるためむし歯になりやすいのに、お口の中に器具が入るのが不安で歯科医院から足が遠のいている方もいらっしゃいます。
これらの症状は、決して珍しいものではありません。歯科医院が怖い方、治療に不安がある方は、勇気を奮い立たせて当院にお越しください。当院では、怖さや不安を解消する治療を心がけております。
静脈内鎮静法で恐怖症や嘔吐反射を防ぐ
「治療ユニットに座っただけで気分が悪くなってしまう」
「嘔吐反射が強く、お口の中に器具が入るとすぐに吐き気を感じる」
こういった方にお勧めなのが、静脈内鎮静法です。静脈内鎮静法とは、静脈内に麻酔を打ち、ウトウトしている間に治療を終わらせる方法です。この方法で、歯科治療恐怖症や嘔吐反射のお悩みを解決することができます。(※静脈内鎮静法は自費診療となります)
ただし静脈内鎮静法は、年齢・体重・基礎疾患などにより、すべての症例に対応できない場合があります。また、歯科治療恐怖症の方は、全身麻酔が必要となる場合もあります。これらのような場合は、大学病院へ紹介させていただきます。
痛みと決別、無痛治療!治療が怖い人でも安心!
鎮静薬を静脈に直接投与して麻酔効果を得る静脈内鎮静法。ウトウトしている間に治療が終わるため、歯科治療に不安や恐怖をお持ちの方にも安心して治療を受けていただけます。
「歯が痛くても、歯医者が怖くて治療を受けられない」という方は、むし歯や歯周病を放置した結果、外科処置など、より難易度の高い治療や複数回にわたる通院が必要となってしまいます。
当院ではそのような「負のスパイラル」を断ち切るために、恐怖心や不安感をなくす治療を心がけております。静脈内鎮静法もその1つ。歯科麻酔医の常駐している当院なら、安心して静脈内鎮静法を用いた治療を受けていただけます。
静脈内鎮静法とは?
静脈に鎮静薬を直接投与することで麻酔効果を得る方法です。治療箇所の歯ぐきに麻酔を打つ局所麻酔とは異なり、静脈内鎮静法はウトウトしている間に治療を終えることができます。そのため、治療行為そのものに不安や恐怖を感じている方にお勧めです。
静脈内鎮静法の効果
・ウトウトしているので治療をしている実感が薄い
・治療時間が短く感じる
・治療後の不快感を軽減できる
歯科麻酔医が常駐している当院で受けるメリット
●歯科麻酔医自身が問診を行う
通常、施術前の問診は歯科医師が行います。当院では歯科麻酔医が問診しますので、内科の知識を活かし、見落としのない確実な準備をすることができます。
●予約が取りやすい
歯科医院の多くは、静脈内鎮静法を行うために歯科麻酔医を他院から呼び寄せていますが、当院では歯科麻酔医が常駐しているため、普段の予約を取る感覚でいつでも予約が可能です。
手順
静脈内鎮静法の手順は以下のとおりです。
【術前問診】
・体調をチェック
・全身的疾患の有無や程度の確認
・お薬手帳などで常用している薬を把握
場合によっては患者さまの主治医と連携を取るなど、安全に静脈内鎮静法を受けていただけるよう慎重に事前準備を行います。
【施術】
・鎮静薬を静脈内に点滴
・生体モニターを確認しながら治療を行う
静脈内鎮静法の注意点
・治療中の嘔吐を避けるために、施術前の5~6時間は何も召し上がらないでください。
・万一、当日になって体調がすぐれない場合は、遠慮なくご相談ください。患者さまの安全を優先させるため、施術を延期させていただく場合があります。
・ぼんやりとした状態が続いたりふらついたりすることがあるため、施術後の自動車の運転は控えてください。場合によっては付添人とともに来院することをお勧めすることがあります。
・静脈内鎮静法を行うと、その際に行った歯科治療もすべて自費診療となりますので、予めご了承ください。
地域に34年根差した医院の信頼を未来へ
地域の皆さまのお口の健康を守り続けて34年。医院の名前と代表者が変わっても、患者さまのお口の健康を守りたいという思いは変わりません。皆さまからの信頼を大切に、今後は歯科医師3名の体制で成長していきたいと考えております。
不安はもちろん、痛みの感じ方もストレスの度合いによって変わってきます。いかに不安を拭い去るのか、痛みを取り去るのかに大切なのは、技術や知識だけではありません。患者さまとの信頼関係をいかに築いていくかも重要です。
小林歯科医院の院長として、34年間この地で治療にあたってきた小林も、引き続き皆さまのお口の中の健康をサポートしてまいります。
地域の皆さまのお口の健康を守り続けています
小林歯科医院で治療を受けた方が、この地域にはたくさんいらっしゃいます。長年通ってくださっている患者さまも多く、それは信頼していただいているからだと思っております。そこで、今まで行ってきた以下の方針は、3名体制になっても続けてまいります。
●患者さまのお話しに耳を傾ける
●痛みがあるときには痛みをなくし、噛めないのなら噛めるように、患者さまの望むことを徹底して解決する
小林歯科医院はたがみ歯科医院となって、これからも患者さまの信頼にお応えいたします。
最善の技術と設備で治療するのが歯科医の責任です
口は、生命を維持するのに大切な器官。当院では、全身の健康を守るために、最善の技術と設備で患者さまの治療にあたります。もちろん保険診療にも対応しています。
口は消化器官の入り口です。しっかり噛むことは、消化を助けるだけでなく、脳に刺激を与え、認知症の予防などにも効果があると言われています。そんな全身の健康をつかさどる大切な器官の治療をするために、以下のことを歯科医師の責任と考えております。
●日々進歩する歯科技術の中から、本当に患者さまのためになる治療を選んで提供する
●診査・診断や治療に必要な設備、安全・衛生面の向上に必要な設備を整える
また、すべての患者さまのお口の健康を守るために、常に妥協せずに治療にあたっております。お気軽にお悩みをご相談ください。
歯科医師同士の連携でお口の中をトータルでケア
2名の歯科麻酔医をはじめ、当院にはインプラントや矯正治療、歯周病治療などの分野に特化した歯科医師らが在籍しています。そのため、主訴となる痛みや腫れを感じる部分を治療するだけでなく、お口の中をトータルで治療することが可能です。
たとえば歯周病の進んだ患者さまでも、通常難しいとされるインプラント治療や矯正治療を歯科医師同士の連携によって行うことができます。もちろん、歯科麻酔医と連携することで、全身疾患のリスクを考慮した安全な治療をご提供いたします。
全身疾患をケアした安心・安全な治療に歯科麻酔医は必要です
一般社団法人日本歯科麻酔学会の認定医が2名いる当院。歯科の知識に加え、ほかの医療知識が豊富な私たちだからこそ、行い得る治療があります。
歯科医師の仕事は、ただ単にむし歯を削って穴を埋めるだけではありません。お口の中も全身の一部。患者さまの健康状態によっては、何てことのない治療も時に危険を伴う場合があります。私たちは患者さまに安全な治療を提供するために、歯科麻酔認定医の資格を取得いたしました。当院では、患者さまのすべてを知ってから治療にあたることをモットーとしております。それができるのは、歯科麻酔医としての総合医療知識や経験があるからこそです。
歯科麻酔医だからこそできる、慎重な治療
・問診票やお薬手帳を見て、正しく健康状態を把握する
・必要があればかかりつけ医に問い合わせをし、専門的な部分まで理解できる
・糖尿病や高血圧の知識が豊富なので、最適な治療計画を提案できる
全身の健康状態を視野に入れた歯科治療
私たちの大学病院勤務経験の中で、痛みの原因が思いがけないものであることも少なくはありませんでした。「歯が痛い」と訴える患者さまのお話しに耳を傾け、慎重に診断していく過程で耳鼻科疾患、時には脳腫瘍などの診断を経験しました。
「治療を受けたけれど口の中の痛みが消えない」
「ほかの歯科医院で原因不明と言われた」
このような理由で苦しんでいる方は、一度ご相談ください。たとえ当院で治療ができなくても、大学病院の適切な科へご紹介いたします。
当院での治療が難しい場合
大規模な施設での治療が適切だと判断した場合には、近隣の大学病院などをご紹介いたします。まずは、お気軽にご相談ください。
2014年8月22日
院長あいさつ
初めまして。たがみ歯科医院院長、買原一郎です。
私は1980年に生まれ、以来平塚市で育ちました。幼少期はわりと大人しく、時間があれば絵ばかりを描いていた記憶があります。当時、日本画家を祖父に持つ仲良しの子が近所におり、その子とやはり絵を一緒に描いたり、作業場で岩絵の具やニカワを触ったりして遊んでいました。今思えば、この頃が最も子どもらしい時期だったと思います。
中学・高校は、藤沢市の私立学校にて過ごしました。そのころからスポーツに興味を持ち始め、大学卒業まで10年以上ラグビーをして、その青春の多くを仲間と汗まみれで過ごしました。大学ラグビーの練習や試合は熾烈でしたが、仲間と一体となって試合に臨む姿勢や犠牲の精神は、現在も私の臨床によい影響を与え続けています。
歯科医師国家試験に無事合格し、卒後臨床歯科医を修了したあと、大学在学中より興味があった麻酔科に入局しました。そのきっかけは、現在多くの歯科臨床家が提唱している「一口腔単位」という言葉からでした。それまで歯科医学は1本の歯牙、あるいは口腔機能という極めて限定的な領域のみを視野に治療を行ってきました。それに対してこの一口腔単位とは、ヒトの全身の延長上に口腔が存在するという概念です。つまり「口から全身を診る」そして「全身から口を診る」ということです。私は学生時代にこの概念に基づく歯科治療を志すようになりました。
これからの歯科治療に向けて
現在、わが国は超高齢化社会を迎えており、身体的なリスクを抱えた患者さまが多くいらっしゃいます。このような社会情勢で、我々歯科臨床医に求められるものは何でしょうか。20歳の患者さまと80歳の患者さまでは、身体機能が大きく異なります。歯科治療での身体的、精神的侵襲に対するストレス応答も異なります。
その際の安全な歯科治療とは何かと言うと、それは医科との綿密な連携や経験に基づく施術中のストレス回避、リスクマネジメントだと考えております。「患者さまにとって、安全な環境で安心な診療を受けていただく」これに尽きるのではないでしょうか。
このように、患者さまのお口の機能を多角的に捉えようとすると、どうしても全身管理学を実践的に学ばなくてはなりません。しかし、教科書的な勉強だけでは自身の臨床に知識を反映できないのも医学の側面です。私は、迷わずに麻酔科医局の門を叩きました。以後、現在に至るまで、自身の考える理想の臨床境地に到達できるよう日々奮闘しています。
院長経歴
【職歴】
2007年3月 神奈川歯科大学 歯学部卒業
2008年3月 臨床歯科研修医課程 修了
2008年4月 神奈川歯科大学 生体管理医学講座 麻酔科入局
2011年4月 神奈川歯科大学 麻酔科 助手 就任
・口腔顔面痛みしびれ外来 担当
<非常勤勤務>
2008年4月 ワールドシティデンタルクリニック(~2009年3月まで)
2009年4月 星谷歯科医院(~2013年3月まで)
2013年4月 久里浜グリーン歯科、めぐみ歯科医院
【資格】
2010年 AHA(アメリカ心臓協会)公認BLS認定 修了
2010年 日本歯科麻酔学会 認定医取得
2014年 日本障害者歯科学会 認定医取得
【所属学会】
日本麻酔科学会
日本歯科麻酔学会
日本障害者歯科学会
日本慢性疼痛学会
日本顕微鏡歯科学会
【雑誌掲載】
●買原一郎,有坂博史,桜庭茂樹,古屋宗孝,吉田和市,森脇五六.先天性リポイド副腎過形成症(Prader病)患者の麻酔経験.臨床麻酔 2009; 33: 1063-4
●有坂博史,桜庭茂樹,買原一郎,今泉うの,松田欽也,古屋宗孝,吉田和市.口腔外科手術時の経鼻挿管にGum elastic bougieが有用であった1例.日本歯科麻酔学会雑誌 2009; 37: 560-1.
その他数篇掲載、発表あり
矯正歯科
患者さまの想いをしっかりと反映した矯正治療を心がけております。自分のために...、お子さまのために...、生涯、健康な歯で豊かな人生を送りませんか?
「歯の凸凹を揃えたい」「歯と歯の隙間をなくしたい」「大人だけど受け口を治したい」
このようなお悩みをお持ちではありませんか?理想的な歯並びを実現したい方には、矯正治療をお勧めいたします。当院では、ただ美しいだけでなく、噛み合わせや機能面にもこだわった治療をご提供しております。
当院では日本矯正歯科学会の認定医が矯正歯科治療を担当し、患者さまと話し合いながらご希望に沿う歯並びの実現を目指します。また、当院で治療が困難な症例に関しては、大学病院をご紹介いたします。歯並びが気になる方は、お気軽にご相談ください。
当院の矯正治療の特徴
ていねいでわかりやすい説明
矯正治療を担当する仲田先生は、勤務医時代に"患者さまへの説明をほとんどしないAクリニック"と"ドクターや歯科衛生士がいつもていねいに患者さまに接しているBクリニック"という両極端なクリニックに勤務した経験があります。治療内容がほとんど変わらなくても、治療が終わったときの患者さまの満足度が天と地ほど差があったことを経験しています。
そのため、カウンセリングはできる限りていねいに行い、治療のステージごとにしっかり説明することを心がけています。治療中に感じた不安や疑問は、遠慮なくご質問ください。
ご要望にはできる限りお応えします
たとえば、患者さまによっては「治療期間をできるだけ短くしたい」とご希望されることがあります。お仕事の都合で長く治療を続けるのが難しいというような場合です。このようなご要望には、残念ですがお応えすることはできません。
なぜなら、治療を急ぐことによって患者さまの大切な歯へのダメージが大きくなりますし、ただ歯が並んだだけで治療を終了してしまうと、しっかりとした噛み合わせが構築されていませんので、将来的に歯への負担が大きくなります。
患者さまのご要望が結果的に歯に対してプラスにならないことはお応えしかねますが、それ以外の「できるだけ目立たないようにしたい」「卒業式の記念写真を撮りたいので、一時的に装置を外したい」などのご要望にはできる限りお応えしたいと考えておりますので、お気軽にご相談ください。
一般歯科医院で矯正治療をするメリット
一般の歯科医院で矯正治療をするメリットは、むし歯や歯周病の治療も同じ院内で完結できることです。治療の幅が広がり、患者さまにベストな治療をご提供できます。
矯正治療を行うときには、まずお口の中が健康でなければなりません。たとえば歯周病が進んでいる患者さまの歯に矯正治療で力をかけると、歯周病が悪化して、最悪の場合は歯が抜けてしまいます。また、矯正治療中は歯と歯が重なっていたために隠れていたむし歯が見えてくることがよくありますが、一般歯科医がいればすぐに治療することができます。
お子さまの矯正
子どもの矯正治療では、美しさよりも機能面や噛み合わせを重視します。噛み合わせが悪いと、きちんと噛めない、発音できないなど、あごの成長発育に影響を及ぼす可能性もあります。ですので、子どものうちに矯正治療であごの成長発育を正しく誘導してあげることが大切です。
矯正を始める時期
矯正を始める時期は、噛み合わせにもよりますが、一般的には6~7歳、つまり永久歯の前歯と奥歯が生えてくる時期が最適だと考えられています。ただし、受け口などあごの変形が強い場合は、幼児のうちの来院をお勧めしております。
子どもの歯並びは、適切な時期に適切な処置をすることで負担を軽減し、症状を改善したり軽くしたりすることができます。逆に、適切な時期に処置をしないと、永久歯に生え変わったときにいざ矯正を始めようと思っても、治療が難しくなる可能性が高くなります。
<治療時期の目安>
●幼児期: 4~6歳くらい
噛み合わせが反対の場合は、早めの相談をお勧めいたします。
●前歯が生え変わる時期:7歳前後
矯正をしたほうがよいか迷っている場合は、まずは歯並び・噛み合わせについて相談することをお勧めいたします。
●小学生の時期:2~3年生ぐらいから
歯並び、噛み合わせに問題がある場合、あごの成長と歯の生え変わりに合わせて矯正治療を行うのに適した時期です。噛み合わせによってさまざまな治療方法がありますので、矯正医とお話しすることをお勧めいたします。
●中学生・高校生
永久歯にすべて生え変わる時期です。この時期に歯並び・噛み合わせに問題がある場合は、歯を抜いて治療をしたほうがよいのかという判断がとても大切です。矯正医とよくご相談することをお勧めいたします。
大人の矯正
大人の方の矯正は、患者さまのご要望をカウンセリングでしっかりと伺うことから治療がスタートします。審美的なことにどれだけこだわるか、費用や治療期間をどれぐらいで考えているかなど、患者さまの考えをベースに最適な治療をご提案いたします。
抜歯、非抜歯について
歯を抜くか抜かないかの判断は、患者さまが求めるゴールによって変わります。ただ、歯を抜かずに矯正治療をすることで現状よりもさらに歯に負担がかかる場合は、当院では矯正治療そのものをお勧めしません。
抜歯する場合は、そのメリットとデメリットについてていねいにご説明します。リスクもきちんとお話しした上で、最終的には患者さまの判断を尊重いたしますが、患者さまの求めているゴールと矯正医がお勧めする治療方法が異なる場合には十分にカウンセリングをして、お互いが納得した上で治療をスタートすることをお勧めいたします。
当院で使用する主な矯正装置
ここでご紹介する装置はあくまでも一例です。ほかにも、患者さまの症状に合わせて最適な装置をご提案いたします。
小児の矯正装置
●ムーシールド
マウスピース型の矯正装置で、就寝時に使用します。ムーシールドを装着すると、舌を正しい位置に誘導し、お口周りの筋肉の力を正常化することができます。そうすることで、上あごの成長を促し、反対咬合を改善します。
●床矯正
あごが小さく、すべての歯が並びきらない場合に行う治療法です。成長期に使用することで、歯を動かしたりあごを拡大したりして歯並びや噛み合わせを整えます。床矯正は自分で取り外しができるので、歯みがきもしっかりできます。
●上顎急速拡大装置
名前のとおり、目的は狭い上あごを急速に拡大させることにあります。3か月程度であごを拡げることができますが、固定式ですので自分で取り外すことはできません。
●ヘッドギア
主に上あごの奥歯を後退させるために使う矯正装置です。上下の歯の前後的な位置をコントロールし、上あごの骨の成長を抑制します。取り外しが可能ですが、1日10時間程度は装着する必要があります。
成人の矯正装置
●ワイヤーブラケット
歯に取り付けたブラケットと呼ばれる器具にワイヤーを通し、力をかけながら歯並びを整えます。最近は透明や白など目立たないブラケットやワイヤーも登場し、審美的な問題も解決されました。
●リンガルブラケット
リンガルブラケットは裏側矯正とも呼び、歯の裏側に装置を取り付ける矯正治療です。外見からは、矯正治療中であることがほとんどわかりません。ただ、舌が動かしにくくなる、表側矯正よりも治療費が高額で、治療に時間がかかるといったデメリットもあります。
●アソアライナー、インビザライン(マウスピース矯正)
透明で取り外しができる矯正装置で、目立たないのが特徴です。ただし適応症例が限られているので、矯正医とご相談ください。
●アンカースクリュー
従来は、歯と歯を引っ張り合って動かしていたため、どうしても動かしたくない歯まで動いてしまうというデメリットがありました。アンカースクリューは、あごの骨に埋め込んだマイクロインプラント(小さいネジのようなもの)を固定源として歯を引っ張ったりするので、動かしたくない歯まで動いてしまうことがありません。
また、今までは抜歯をしなければ治せないと言われてきた症例でも、アンカースクリューを使用することで抜歯をしなくても治せる可能性が出てきました。
インプラント
「患者さまの日常生活と食生活をより豊かにする噛み合わせ」を実現するインプラント治療。時代に流されない、妥協しないインプラント治療を行っております。
何らかの理由で歯を失ってしまうと、うまく噛めない、上手に話せない、歯並びがだんだん悪くなっていく、といった問題が生じてきます。今までは保険適応内で治療ができる入れ歯や、前後の歯を削って被せるブリッジなどが中心に行われてきました。
これに対し、第三の治療方法として最近注目されているのが「インプラント」です。
インプラントとは
インプラントとは、何らかの理由で失われてしまった歯の代わりに、あごの骨に人工歯根を植え込み、そこに人工歯を取り付ける治療法です。ブリッジのように隣接する健康な歯を削る必要がなく、部分入れ歯のようなわずらわしさがありません。今まであった自身の歯と変わらない状態に戻す合理的な治療法だと言えます。
当院ではインプラント専門のドクターが治療にあたり、噛み合わせや骨の状態をしっかりと診査・診断した上で最適な治療をご提供いたします。
<インプラントの主なメリット>
・ほかの健康な歯を犠牲にすることなく、復元して噛めるようになる
・周りの弱くなっている歯の負担を少なくし、より長く歯の寿命を延ばせる
・天然歯と同じ力(感覚)で食べることができる
・インプラントを入れることで、歯の周りの骨も保存することができる
当院のインプラント治療の特徴
インプラントが一番ではありません
希望されるからといって、骨の状態がよければ誰にでもインプラントが最適だというものではありません。その方が日常生活を取り戻すことが第一であって、そのための手段の1つがインプラントです。
当院では、患者さまが納得して受けられる治療方法の中で最善のものをインプラント専門のドクターがご提案いたします。
患者さまもチームの一員です
患者さまには、ともに治療を行うメンバーになっていただきたいと考えております。そのためカウンセリングでは、メリットもデメリットもすべて包み隠さずお話しいたします。料金などもご説明しますので、それらすべてを踏まえて、じっくりとご検討ください。
将来を見据えたインプラント治療
インプラント治療は、歯を取り付けたら終わりではありません。手術後のケアはもちろん、10年後、20年後のインプラントの状態を考えながら治療することが大切だと考えております。
そのためには、患者さまのライフスタイルや病歴などのさまざまなことを把握する必要があります。それら患者さまのバックグラウンドを考えながらケアにあたり、トラブルにも迅速に対応しながら一生お付き合いできる関係を築いていきたいと考えています。
インプラント治療の流れ
【STEP1】カウンセリング
治療内容についてドクターが十分に説明し、期間や費用などについてご説明いたします。
【STEP2】精密検査・診断
診断に必要な検査を行います。インプラントを成功させるにはお口の中の環境も重要ですので、むし歯や歯周病などの状態も検査いたします。また、噛み合わせや骨の状態に問題がある場合はそちらの治療を優先し、終了後にインプラント治療を始めます。
【STEP3】インプラント治療の計画の説明
失われた歯の数、インプラントを埋め込む骨の硬さ・大きさ・位置により、治療法にはさまざまな選択肢があります。診査・診断に基づいた治療計画を立て、治療の流れやリスク、メンテナンスなどについて詳しくご説明いたします。
歯にかかる力の方向や強さはもちろん、患者さまに無理のない衛生管理などを含め、総合的に検討した上で、治療計画を立てます。
【STEP4】インプラント埋入手術
本数により異なりますが、30~60分程度で終わります。
【STEP5】埋入したインプラントを定着させるための固定期間
インプラントと骨が強い力で結合するためには、上あごは4~6か月、下あごでは2~3か月程度の固定期間が必要です。
【STEP6】人工歯の装着
埋入したインプラントに支台装置を装着し、人工歯の製作を行います。最初は仮歯を使用していただきます。
【STEP7】経過観察
装着した歯の状態を確認します。頬などを噛むことがないか、話しにくくないかなどをチェックし、調整を行い本物の人工歯に移行させます。
【STEP8】メンテナンス
装着した歯の状態を確認し、定期的にクリーニングを行います。必要があれば分解してクリーニングを行います。同時に歯みがきの仕方も指導いたします。
インプラントを長く使用するためには、毎日のケアと定期的なチェックがとても大切です。また半年に1回程度の定期検診を受け、インプラントや人工歯の状態、噛み合わせを確認することをお勧めいたします。
骨造成(骨の移植)手術
歯周病やむし歯などが悪化して歯を抜いてしまうと、あごの骨への刺激が少なくなることや、入れ歯などによる圧迫により、あごの骨が薄くなってしまうことがあります。
あごの骨が薄いとインプラントができないことがありますが、手術によってあごの骨を補うことができます。これらの手術は「骨造成手術」と呼ばれ、あごの状態により、さまざまな治療を行います。
骨造成手術の一例
●サイナスリフト
上あごの骨の高さが不足しているときに行う手術です。上あごの奥歯の上方には「上顎洞」という空洞があります。ここに補填材(骨と同様の組成で最終的に自家骨に置き換わっていくもの)を填入することで、十分な骨の高さを作ります。
●ソケットリフト
上あごの骨の高さがわずかに不足しているときに行う手術です。インプラントを埋め込むための穴から補填材を入れて、適度な骨の厚みを作り出します。サイナスリフトに比べて患者さまの体への負担が少なく、治療期間も短くできるというメリットがありますが、補填できる量に制限があります。
●GBR
骨幅が不足している場合に行う手術です。骨が不足している部位に補填材を加えて特殊な膜で覆い、骨を誘導して増量させる方法です。誘導できる量には限界があります。
●自家骨移植
骨幅と骨の高さが不足し、適切なサイズのインプラントが不可能である場合に適応される骨の移植手術です。使用するのはご本人の骨のため安全であり、十分な強度と大きさが得られる最良の方法です。
●角化歯肉移植
インプラントの長期安定性は、人工歯の周りが通常の歯と同じように硬く引き締まった歯ぐきに囲まれることが重要です。そのため、入れ歯のご使用が長い方や骨造成手術後に硬い歯ぐきが少ないと判断された方に有効な治療です。上あごから粘膜を採取してインプラント周囲に移植する方法です。