現在、わが国は超高齢化社会を迎えており、身体的なリスクを抱えた患者さまが多くいらっしゃいます。このような社会情勢で、我々歯科臨床医に求められるものは何でしょうか。20歳の患者さまと80歳の患者さまでは、身体機能が大きく異なります。歯科治療での身体的、精神的侵襲に対するストレス応答も異なります。
その際の安全な歯科治療とは何かと言うと、それは医科との綿密な連携や経験に基づく施術中のストレス回避、リスクマネジメントだと考えております。「患者さまにとって、安全な環境で安心な診療を受けていただく」これに尽きるのではないでしょうか。
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昭和55年にこの地で開業してから「痛みがあれば痛みを取る」「噛めないのであれば噛めるようにする」という基本を大切に、治療を続けてまいりました。私が治療した患者さまがこの地にはたくさんおられ、ほとんどの方に長年通っていただいております。中には定期検診を受けるために、フェリーに乗って遠方から10年近く通い続けてくださる方もおり、我ながら自分の治療が患者さまに満足してもらった結果だと喜んでいます。
小林歯科医院からたがみ歯科医院に名前が変わり、代表が私から買原一郎に変わりました。医院に関わる人が増えてくれた分、今後はより一層自分らしく、患者さまに寄りそった治療を続けていきたいと思っております。
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